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書き換えられた明治維新の真実

近代日本をつくったのは徳川幕府である

榊原英資(著)

新書判/224ページ
2018年04月08日発売/ISBN978-4-908170-15-7
発行・発売:詩想社
定価:本体920円+税

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内容紹介

テロとポピュリズムによるクーデターという「明治維新」の実像!!

勝者による歴史解釈・薩長史観を排し、真実の明治維新史を読み解く。

これまでの、「開明派」薩長が、「守旧派」幕府を倒し、

日本の近代化を成し遂げたという歴史観は、勝者の側が歪めた歴史解釈である。

列強の植民地化を回避し、日本が急速な近代化を成し得たのは、

実は徳川幕府の功績によるものだ。

「不合理な熱狂」としての明治維新を読み解くことで、

現在の日本が、江戸時代の遺産で形づくられている実態がみえてくる。

目次

第一章 近代日本は徳川幕府がつくった

近代日本の基礎をつくったのは、老中首座・阿部正弘の大改革

現在の義務教育につながる教育改革

適切だった幕府の開国政策は、こうして敗北した

倒幕後に新政府が推進したのは、これまでの幕府の政策だった・・・


第二章 薩長土のテロが時代を動かした

攘夷はいかに、日本全体の国論となっていったのか

当初、テロリズムに走った「維新のヒーロー」たち

明治政府によって歪められた歴史解釈・・・


第三章 幕府が開明派で、薩長こそが守旧派だった

「不合理な熱狂」という明治維新の正体

西郷たちの賭けだった倒幕クーデター

強大な海軍力を投入していれば幕府の巻き返しも可能だった

植民地化の危機を回避した勝海舟・・・


第四章 明治新政府を支えたのは旧幕臣たちだった

日本の近代化に貢献した欧米留学生たち

初期の明治政府を支えた旧幕臣たち

明治以降の「官僚国家」のベースをつくった江戸幕府・・・


第五章 江戸時代の遺産が、日本社会を形づくっている

富の集中がない社会の原型は、江戸時代につくられた

江戸からつづく権力と富が分離した日本社会

民に蓄積された富が急速な近代化を支えた

地方分権が進み独立していた農村と都市

明治維新によって庶民生活が激変したという錯覚

社会の上部構造だけを大きく変えたクーデターという実態・・・

著者紹介

榊原英資(さかきばら えいすけ)

1941年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業後、大蔵省に入省。ミシガン大学で経済学博士号取得。IMFエコノミスト、ハーバード大学客員准教授、大蔵省国際金融局長、同財務官を歴任する。為替・金融制度改革に尽力し、「ミスター円」と呼ばれる。1999年退官後、慶應義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、現在、青山学院大学特別招聘教授、財団法人インド経済研究所理事長。『国家の成熟』(新潮社)、『資本主義の終焉、その先の世界(水野和夫との共著)』、『「経済交渉」から読み解く日米戦後史の真実』(詩想社)など、経済から政治、歴史、社会論、仕事術まで幅広い著書を持つ。

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